2017/08/166 Shares

ゲップとおなら。新生児の胃の中の様子から、上手く出すコツを理解しよう。

子どもにミルクを与えた後、背中を叩きゲップをさせる。
ゲップをさせないと、吐き戻してしまうからだ。
育児をしたことが無い人も、これくらいは知っているだろう。  
しかし、ミルクを飲んだ後の胃の中の様子まで考えたことがあるか?  

胃の中の様子を意識することで、効果的にゲップをさせる方法を紹介する。  

 

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ゲップをさせないと吐き戻す理由

生まれて間もない子どもは、飲み込むのが下手だ。
母親の中で羊水を飲み込む練習をするが、空気と分けて飲むのは初体験だからである。
毎日練習するうちに上手くなり、ミルクだけを飲めるようになるのだ。  

特に新生児は、ミルクと同じくらい空気を飲み込む。  

想像してみよう。ビールと同じ量の空気を飲んだとしたら…。
お腹の中がパンパンで、苦しくてしょうがないだろう。
ゲップを出せない赤ちゃんは、こんな苦しさを感じている。  

大人なら1人でゲップができるが、赤ちゃんはできない。
苦しさから逃れるためにできることは、吐き戻すだけだ。
これは、赤ちゃんの精一杯の努力である。

おならが出る理由

少し成長した赤ちゃんは、吐き戻す以外の方法を身につける。

おならだ。  

飲んだ空気が少なければ、ミルクと一緒に腸へ流す。
流された空気は、大腸へ到達しおならとなって出る。

ウンチが溜まっていれば、臭いヤツである(笑)  

赤ちゃんがおならをするまで唸っているのを、あなたは見たことがないか?  
おならをした後の笑顔を見たことがないか?  

ゲップであれば、胃から口へ一気に出せる。
おならは胃から小腸、大腸へと長い道を通り、少しずつ放出される。
赤ちゃんはおならが出るまで違和感を感じるので唸り、おならが出ると違和感がなくなるので、笑顔になるのだ。

必ずゲップをさせなければいけないのか

そんなことはない。育児に必ずはない。  

始めから飲み込むのが上手な子もいれば、ゲップが苦手でおならが得意な子もいる。吐き戻しがなければ、おならでも問題ない。
また、成長して空気を飲まなくなっていることもある。

義務感を感じず、母子ともにリラックスする方が重要である。
その方が父も嬉しい。

胃の中はミルフィーユ

空気とミルクをたくさん飲んだ赤ちゃんの胃の中は、ミルフィーユのようだ。
ミルクの層と空気の層が重なりあい、何層にもなっている。
これは、たんぱく質の多いミルクは胃の中で膜をはり、空気を閉じ込めてしまうからである。
閉じ込められた空気を逃すことができないとき、吐き戻しが起きているのだ。

胃の中

ゲップをさせるコツとは

基本は、産婦人科で教わったことを守ることである。   

また、以下のような方法も紹介されている。

しばらくトントンしてもげっぷが出ないときは、力を入れて背中を上下にさすってあげましょう。それでも出なければ、出る空気が無いのかもしれませんし、げっぷがうまくできるかどうかは、赤ちゃんの体質など個人差があります。げっぷが出なかったときに、もし母乳やミルクを吐いてしまったら、のどに詰まらないよう顔と身体を横に向けて寝かせ、背中の下にタオルや枕を当てておきましょう。

赤ちゃんのげっぷはいつまで?出し方のコツは?出ない・吐くときは?

  • お母さんは、ソファに少し浅めに座ります。 背もたれとの隙間で、体の角度を調整します。赤ちゃんのげっぷの出やすい角度を探しましょう。
  • 赤ちゃんを肩にもたれ掛らせるように、縦抱きにします。 げっぷと一緒にミルクがこぼれる事もあるので、肩にタオルを乗せておくといいでしょう。
  • 赤ちゃんの胸が、お母さんの肩に乗るまで、ぐっと押し上げます。 この時、赤ちゃんを横向きにして、口や鼻がふさがらないようにします。 背中がちょっと丸くなるくらいがベスト
  • 背中を胃の辺りから首の後ろまでをさすります。 必ず下から上へ。溜まった空気を押し上げていくイメージで。叩いても大丈夫ですが、体が緊張して余計にげっぷが出ない事もあります。
  • 時間は5分。 お母さんも赤ちゃんも疲れてしまうので、やり過ぎは禁物です。

http://mamawazabook.com/baby-how-to-make-belch.html

ミルクの膜を破ることを意識するのだ

以上のコツを、「膜を破るんだ」と意識してやってみよう。  

縦では空気が抜けにくかった子も、角度を変えることで簡単になるだろう。
食道を塞がないように、背中を丸めることもいい方法だ。
ゲップが出ないようであれば、お腹をマッサージをすると良い。
腸の動きを助け、おならが出やすくなる。
マッサージは、お腹を優しく撫でるだけで十分である。

ゲップはかならずしなければならないことではない。
だが、胃の中の様子を意識しながら対処をすれば、いつもより簡単にゲップをしてくれる。



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