検索

生産系VRMMORPG系ライトノベル『フェアリーテイル・クロニクル』1,2,3巻の感想【ファーレーン編】

Camel

どうも、VRMMORPGが実装されてもソロプレイをしていそうなラクダ@motomotocamelです。
SAO(ソードアート・オンライン)をオススメされてアニメで観てから、ライトノベルも面白いなと再認識しました。
そうはいっても、人気作品の中から気になったのを読んでみるくらいのレベルです。

SAOが人気になってからなのか、ゲームの世界が現実になってしまったジャンルが増えたようです。
多くはゲーム内で強かったキャラが現実でも強く、ゲーム内のスキルを使って敵を倒す冒険活劇なのですが、変わり種な小説もあります。

例えば、今回紹介する『フェアリーテイル・クロニクル』はゲーム内の生産スキルだけを極めたキャラが、カレーパンを作ったりオデンを作ったり、女性物の下着を作ったりして国を救う物語です。
はたして、土木や洋裁、採取や料理などを極めたキャラが、どうやって敵を倒すのか?
ものづくり系が好きな方にお勧めするライトノベル『フェアリーテイル・クロニクル 〜空気読まない異世界ライフ〜』を紹介します。

スポンサーリンク
レクタンブル(大)

あらすじ

VRMMORPGについては、SAOについてのWikipediaで詳しく説明されています。

正式名称はVirtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game。フルダイブマシンによる仮想空間を舞台とした新世代のMMORPG。限りなく現実に近い環境下にて生み出される圧倒的な臨場感は既存のあらゆるゲームを過去の物とし、世のゲーマー達にとって正に究極のRPGを体現したジャンルとなった。
サイト ソードアート・オンライン – Wikipedia

近未来のゲームとして、5感の全てを体験できる仮想現実の世界でロールプレイングゲームが流行している世界が物語の現実社会です。
小説『フェアリーテイル・クロニクル』の中で大流行しているのが、VRMMORPG『フェアリーテイル・クロニクル』です。

VRMMORPG 『フェアリーテイル・クロニクル』の特徴として、RPGでロールプレイできるキャラの幅が広く、戦闘系だけでなく鍛冶屋や薬屋のような生産系キャラや屋台のような商店、料理や洋裁のような家事までしっかりとロールプレイ可能です。
そんな『フェアリーテイル・クロニクル』で「何かを作り出す」系のスキルだけを極めたキャラが主人公のヒロシです。

そんなヒロシが仲間と冒険に行くため転移アイテムを使った時、ゲーム内のバグによって予定外の場所に飛ばされてしまいます。
そこは『フェアリーテイル・クロニクル』そっくりの現実社会(?)。
しかも、装備はゲーム内の初期装備である布の服とダガーだけでした。
ビックリしながらも状況確認をしていると、近くの森の中から女性の叫び声が!
普通の冒険活劇であれば、スキルを使って女性を助けるのですが、実はヒロシは女性恐怖症です。
そして、ヒロシには攻撃系スキルはありません。
熊に襲われている女性の代わりに盾になることはできても、熊を倒すことも女性を連れて逃げることもできないヒロシ。
熊は冷静になった女性によって倒されました。

そんなこんなで、助けた女性が元クラスメイトのハルカだとわかり、一緒にカレーパンを作ったりしながら生活基盤をたてます。
必要となった服の素材となる糸を採取しに行くと、あんなこんなで少女と成人男女をモンスターから助け、それがお偉いさんで、彼女達を助けているうちに国まで救ってしまう。

そんなお話でした。

感想

ライトノベル自体は、『狼と香辛料』を3巻までしか読んだことがなく、アニメ化された『化物語』、『ソードアート・オンライン』、『Re:ゼロから始める異世界生活』くらいしか知りません。

話題となったこれらと比較しても、同レベルで面白いと思いました。
作者が町工場の社長らしく、創作系に対する設定の作り込みがしっかりしています。
武器作りにせよ製薬にせよ、鍛造や濃縮のような単語がたくさん出てきます。
それが理系男子にはたまらない魅力だと感じます。

シナリオの最後がちょっと無理やり終息させた感じがするのと、設定についての説明が多すぎることが気になりますが、それでもあまり見ない切り口のファンタジー作品は面白く読ませていただきました。

たぶん、作品中に出てこない裏設定もしっかりと作り込まれているはず。
ポーション類の実は1級から8級まであると説明があるが、それぞれどの程度まで回復するか(何級ポーションなら、どの程度の部位欠損が回復するか)などしっかりと説明されています。
また、このポーションを作るためにはどの材料が必要で、錬金術を使えばこれとこれで作れるとかまで解説があります。
さらに、ポーション類はそれぞれ何回・何時間内に連続使用すると中毒を起こすかまで設定されていて、芸が細かいなと感心しました。

私自身、大学でフラスコを振って実験したりしていたので、その頃の姿を思い浮かべながら想像すると面白かったです。
この辺りが、作者が町工場の社長という背景の強みだと考えます。

作品紹介

作品名:『フェアリーテイル・クロニクル 〜空気読まない異世界ライフ〜』

 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。
「どうしよう……?」「どないしようか……?」
異世界転移お約束のピンチをどうにか潜り抜け、途方にくれながらもとりあえず目先のことだけはどうにかする二人。
これは女性恐怖症のヘタレ男が、ゲームに酷似しつつもぎりぎりのところで絶対的に違う異世界において、一杯のカ○ピスを飲むために牛の品種改良からはじめるようなノリで元の世界に帰る手段を探す話である。
サイト 作品紹介 – 小説家になろう

作者名:埴輪星人

どこにでもいる町工場の社長
工場に居ついた猫たちに癒される日々です
※作者はTwitterやFacdBook、ブログ、Mixiなどは一切行っておりません
埴輪星人名義のそれらがあっても一切関係ありませんのでご注意ください
サイト 埴輪星人 – 小説家になろう

まとめ

第1話であるファーレーン編は1〜3巻で完結します。

萌え萌えしていないので、ライトノベル初心者でも楽しめる作品なので、ものづくりが好きな方にお勧めしたい小説でした。

Camel

こんな人間が書いています。
プロフィール

スポンサーリンク
レクタンブル(大)