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猫とフラッシュ問題に対しての意見

カメラのフラッシュで猫を失明させた(かもしれない)とtwitterで話題になっていたので、猫好き薬剤師で写真が趣味のモトモトの意見を述べる。
そして、夜行性動物の瞳孔とフラッシュの影響について考察する。
少なくとも飼い主さんに間違いはないし、カメラを趣味とするにしては行動が稚拙だと思う。

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猫の目について

夜は瞳孔径が大きくなる

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これは知っている方がほとんどだと思うが、夜は瞳孔径が大きくなり瞳孔が開く。
夜になり小さくなった光を取り入れるため、入り口を大きくするのだ。
特に夜行性動物である猫は狩りをするため、この機能が発達している。
よって、人間が感じる以上に網膜へのダメージは大きくなってしまう。

緊張すると瞳孔径が大きくなる

猫に限ったことではないが、緊張すると瞳孔径が大きくなり瞳孔が開く。
これは緊張により交感神経が活発に働き、アドレナリンが多量に放出されるからだ。
アドレナリンは瞳孔散大筋を収縮させるため、散瞳するのだ。
おそらく初見の人間にカメラを向けられて緊張していただろう猫の瞳孔は、通常よりもさらに瞳孔が開いていただろう。

猫科動物の瞳孔について

肉食動物である猫科は顔の前面に両目があり、両の目で獲物を狙う。
二つの目で見ることで、奥行きまでしっかり捉えるのだ。
対して、草食動物であるヤギなどは広い視野を確保するため、目が顔の横についている。
横についた目で背後まで目を配るが、対象をしっかりと捉えることはできない。
今回は猫であったことが災いし、カメラをしっかりと捉えてしまったのだろう。
瞳孔が開いた状態で、しっかりとフラッシュを見てしまったために失明という悲劇が起こってしまったのだろう。

写真撮影について

動物に対してフラッシュを使用することについて

アホの極みである。
日中であれ、夜間であれフラッシュを焚くのは厳禁に決まっている。
今回は猫だったので、猫がダメージを負うことになった。
良かったとは言いたくないが、大型動物でなくて良かった。
馬であった場合、驚いた馬が暴れ出し、人が怪我を負ったりもしただろう。
犬であった場合、攻撃されたと感じた犬が攻撃してくることもあるだろう。
動物に対してフラッシュは厳禁だと覚えて欲しい。

夜間にフラッシュを焚いて撮影することについて

わざわざ夜間に撮影するのに、フラッシュを焚いては雰囲気のある写真にならないだろう。
野生動物を撮影できる距離ではフラッシュの光は届かない。
(今回は飼い猫だったので、近づけたかもしれないが)
夜間に撮影するのであれば、ISOを上げて対応すべきであろう。
(ISOはフィルムの感度のようなもので、数値が大きいほど暗くても撮影できる。しかし、ノイズが出るので、商用には向きにくい)
商用でないならば、ISOを6400程度まで上げてもいいだろう。
商用であるならば、より明るいレンズを使用するなりするべきである。
よって、夜間撮影でフラッシュを使用するメリットはなく、動物を傷つけてまで使用する必要はない。

撮影対象に対して、フラッシュを当てることについて

写真を趣味にしている人で、撮影対象に向けてフラッシュを焚く人は少ないのではないか。
基本的に直接フラッシュをたくと陰影が無くなっていまい、つまらない写真になってしまう。
よって、壁や天井に向けて発光し跳ね返させるバウンスという手法を使用するのだ。
これによって、光と影を作り出す。

まとめ

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これらの理由より、写真を撮影した人もあまり大きな声で趣味と言えるような腕ではないのであろう。
高価な機材を買い、調子に乗ってしまった人の犠牲になってしまったのだろう。
明らかに悪いのはこの人であり、罪の意識を感じてほしい。
猫の治療費くらいは負担してくれることを期待する。

また、写真を趣味とする人全てがこんなことをするとは思わないでいただきたい。
駅で迷惑をかけ、動物を傷つけ、あまりにも印象が悪くなっている。
気をつけている人が大半だと思うので、あまり嫌わないでほしい。

猫の視力が回復してくれることを祈って、記事をしめようと思う。

こんな人間が書いています。
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